2007年6月23日土曜日

良心と罪の意識

 良心というものと無縁の人がいる(らしい)。
どうも思考回路が普通の人とは違うらしい事に気付いたのはある事がきっかけだった。
 
 曰く言い難い人物。
 世間では世渡り上手だとか世話好きでお世話になったと言われいつもニコニコしている。
だから一見お人好しの世話好きにも見える。しかしこのお世話の申し出を丁重に断るとどうなるか。
 怒りだして敵意をむき出しにする。何故か。裏の計算が狂ったからである。
 どんな人間でも一見親切この上ない申し出に最初は感謝する。ところがどっこい必ず裏がある。
 狡猾な計算ずくの親切ごかしである事に気付かぬ人は多い。
あとでたんまりと付けを払わされる事になっていてもまだ気付いてない人さえいる。
 選挙の票集めが目的の場合などは直接金を出すわけではないので尚更だ。
日頃世話になっているからと投票を約束する。これは賄賂を貰って投票するのと何ら変わらない。
 政治の世界はそんなものだ、それが世間だと言ってしまえばそれまでであるが。
こういう形で結果的に人に気付かれずに公的利権を食い物にする議員などの政治家がなんと多い事か。
 政治家と言うより政治屋である。
 「人のお世話にならぬよう、ひとのお世話をするように、そして報いを求めぬよう。」
 後藤新平の言葉である。

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