商品価値について述べる言葉
●商品特性の面から見れば
ユニーク。オンリーワン。奇抜さ。突出度。アピール性。目立ち度。主張性。先進性。着眼点。希少価値。ストーリー性。トレンド性。ファッション性。注目度。
スマートさ。優しさ。熱情。熱さ。切れ味。早さ。説得力。品位。
おしゃれ度。調和性。バランス。明確さ。可愛さ。美しさ。デザイン。色合い。鮮やかさ。ゴージャス。華やかさ。華。ふわふわ感。浮わつき感。
機能性。動きやすさ。軽さ。強さ。保湿保温性。伸縮性。暖かさ。通気性。肌触り。着心地。風合い。手触りのなめらかさ。しなやかさ。優良品質。堅牢性。耐久性。修理復旧性。再生性。環境性。
●魅力度合いの面から見れば
優しさ。和み。和やかさ。ストレス緩和。気持ちよさ。適度の緊張感。くつろぎ。落ち着き。休息。
安らかさ。幸福感。飽満性。充実感。満足感。うれしさ。楽しさ。喜び。朗らかさ。屈託なさ。明るさ。
論理性。集中性。熱中度。魔力。魅力。不思議さ。ひらめき。きららかさ。旬度。
立地性。便利さ。時間。空間。わざわざ。遠近。歴史性。因縁。
晴れやかさ。快活さ。快さ。機転。潤い。控えめ性。好感度。贅沢。奢侈。
永遠性。かわらなさ。伝統。貴族性。上品さ。エレガントさ。気品。高貴さ。香り高さ。高級感。
大衆性。世俗。情熱。執着。欲求。嗜好。好き嫌い。色気。知名度。愛着性。イメージ力。
豊かさ。豊饒さ。富。誠実性。聖性。天性。オーラ。
などなど
商品価値について表現する言葉は様々。
だがこれだけ全ての要素を持つ商品は稀であるかもしくはないはず。
ブランドの永遠性(変わらない事)とモードの現在性、トレンド性(変わる事)は本来両立せず。
変わらないでいるためには常に新しさが必要という逆説的事実。
永遠の輝きと今という流行のときめき。憧れと近づきがたさ。
ヴィトンは壊れない永遠性と言う商品価値と近付きがたい高価格そしてファッション性を調和させた。
品質レベル、感性レベルの象徴としてのヴィトンというブランド名。
ブランドの起源はいつも必ず特権階級の為の贅沢品だったと言う事実。ところがそれが庶民にも近づきやすくなった。
すべてのブランドは伝統という永遠性とファッションというつかの間の輝きという相反するロジックの間をうまくくぐり抜ける綱渡りをしている。ヴィトンは世界一その綱渡りが上手だというわけであろう。
消費者は高価格品でもその価格に見合う商品価値があれば購入する。
安ければ良いというものでもない。誰もが買える商品はそれだけで価値が低下する。
誰もが買える訳ではない商品こそ希少価値の点で差別化できる。
キーワードは差別化であり希少価値である。だれにでも売らない事を売りものにする。