一人一人に人格があるように家にも家格・格式がある。
言うまでもないが家・格格式はその家庭に代々受け継がれてきているもので一つの流儀というかスタイルのようなものである。
結婚をするとお互いの家の流儀の違いに戸惑う事が全くない人はまずいないだろう。
嫁として嫁いだ先の格式になじめず苦しんだ古い時代の話は今ではあまり耳にしないがやはり伝統や格式を重んじる家庭ではその家に入った以上は適応を迫られるだろう。
格式というものが単なる形式であればさほど気にしなくて良いかも知れないが代々の智恵の集積されたものがその家の格式なのだから大切に継承していく価値があるはずである。
格式や伝統を重んじる生活の中には風格が感じられる。
人間として生きていく上で大切にすべき物事が自然体で身に付いていく。
賢い先祖がいるからこそ生まれた知恵は今を生きる子孫の力になるはずである。
そういう意味でももっともっと伝統や格式に目を向けていくべきである。
国家の品格で藤原正彦氏が述べている事も同じ事だと思う。
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