我が家の敷地の土は少し深いところは岩盤が風化した赤土である。
裏山は全体が風化した岩盤である。
雨が降ると粘土状になり黄褐色の泥水が流れ去った後にはほんの僅かな砂が残る程度である。
有機物を含む厚さ約二十センチの表層土から下は花や野菜の生育には全く適さない酸性土である。
盆栽には向いているようであるが通常の発育を望むには向かない。松やつつじやツゲなどの庭木があまり大きくならないのは良いが。
従って野菜や草花を育てるには生育に適した培養土を客土してやる必要がある。
その前に苦土石灰を撒いて少しでも中和してやらねばならない。その上で客土して出来るだけ酸性化しないように気配りしてやる必要がある。屋敷内の井戸水も酸性なので水やりにさえあまり向かない。
この事に気付くのに結構時間がかかった。枯れる事はなくとも成長しないものが多すぎるのである。
土壌の酸度を調べるために酸土計を買って初めて分かった。
植木鉢に入れる土も全て購入する必要があるが最近はタダみたいな値段で培養土が手にはいるようになったので有り難い。
植物の種類毎に鉢土の混合比も変えなければ最適の環境を与えた事にはならない。
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