これからの社会では知識を持っているだけの人間(普通専門家と呼ばれている人)の価値がどんどん無くなり代わりに知恵のある人間すなわち問題解決能力のある人間や企業が価値を持つようになる。
専門家と呼ばれる人達のありようも今後はその専門分野の問題解決方法(知恵)を重視されるようになる。
IT業界ではこの問題解決の方法の事をSOLUTION(ソリューション)と呼んでいるがまさにソリューションが全てにおいて優先されるようになってきている。
GOOGLEを持ち出すまでもなく今知らないことを調べたければパソコンの前に座りキーボードを何度か叩けば答えの候補が瞬時にリストアップされる。
世の中の出来事もあっという間にネット上に現れる。
詳しいことを知りたければキーワードの入力ですぐさま関連情報も手に入る。
研究者達の論文さえ見ることが可能である。
知識だけを売り物にしている職業の人達が淘汰されていくのも時間の問題と言われるのはこの事なのである。
プロフェッショナルの定義が変わりつつあるのである。
カンニングオーケーの時代になる、と言う表現で大前研一は言及しているが従来の試験そのものが辞書・参考書・パソコン持ち込みオーケーの試験スタイルになるかも知れないのだ。
これからの世の中で要求される能力が変わってきたと言うことである。
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